毎月勤労統計調査


 2017/1/6、厚生労働省から掲題の平成28年11月分結果速報(http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/28/2811p/2811p.html)が発表された。


 ここから、一般労働者とパートタイム労働者の収入等を比較してみた。


<賃金:月間現金給与総額(対前年増減率)>

調査産業計
 事業規模5人以上)274,778円(+0.2%)
   同 30人以上)310,036円(+0.6%)

調査産業計
 一般労働者   353,170円(±0.0%)
 パートタイム労働者 96,130円(▲0.2%)
  ⇒ 一般労働者の3割未満


<常用雇用労働異動(対前年増減率)>

常用労働者    49,252千人(+2.2%)
 一般労働    34,193千人(+2.4%)
 パートタイム労働者 15,059千人(+1.4%)


就業形態別(H22年平均=100)(対前年増減率)
 調査産業計 全体 109.0(+2.2%)
      製造業 98.6(+0.3%)
  卸売業、小売業 102.2(+1.5%)
    医療、福祉 122.8(+2.7%)

内、一般労働者
 調査産業計 全体 104.9(+2.4%)
      製造業 98.2(+1.0%)
  卸売業、小売業 96.1(+0.9%)
    医療、福祉 117.4(+2.1%)

内、パートタイム労働者
 調査産業計 全体 119.6(+1.4%)
      製造業 101.4(▲4.1%)
  卸売業、小売業 110.4(+2.1%)
    医療、福祉 135.9(+3.7%)


<結論>

・全体の数値を引き上げているのは、医療、福祉の分野であることが分かる。

・安倍政権は、介護人材の処遇※について「競合他産業との賃金差がなくなるよう、平成29年度からキャリアアップの仕組みを構築し、月額平均1万円相当」の改善を目指しているが、特に、パートタイム労働者の大幅増額により、一般労働者との給与水準差の解消を目指す必要があるように思われる。

※H28/6/2閣議決定「ニッポン一億総活躍プラン」(http://www.kantei.go.jp/jp/singi/ichiokusoukatsuyaku/pdf/gaiyou1.pdf、P5)


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by tsuruichi1024 | 2017-01-07 08:00 | 勤労統計 | Comments(0)