『戦わずして敵を下した 小池流「孫子の兵法」  都議選取材後記』


 以下は、掲題表題の2017/7/10付日経新聞「池上彰の大岡山通信 若者たちへ」からの一部抜粋。(出所:http://www.nikkei.com/article/DGXMZO18490960V00C17A7000000/


『 小池知事は、幼少の頃から『孫子の兵法』に親しんでいました。孫子の兵法というのは、戦争に勝つために必要な理論を体系化した兵法書のこと。古代中国から現代に伝わっています。日本でも経営者やビジネスパーソンが参考にし、愛読している人気の書です。


「戦わずして人の兵を屈するは善の善なるものなり」

 戦いにおいては、戦わずに敵の兵を屈服させることが最上である、という意味です。


「凡(およ)そ用兵の法は、国を全(まっとう)するを上となし、国を破るはこれに次ぐ」

 相手の国を打ち破るのではなく、丸ごと手に入れることが最善である。小池氏は、自民党と連携していた公明党を味方に引き入れました。自民党側についていた勢力を丸ごと手に入れたのです。


「必ず全(まったき)をもって天下に争う」

 相手を痛めつけず、無傷のまま味方に引き入れて天下を取る。民進党から離れれば推薦を与えるという条件で仲間を増やしました。


「凡(およ)そ衆を治むること寡(か)を治むるがごとくなるは、分数是れなり」

 大部隊の兵士を、まるで少数部隊のように率いるためには、しっかりとした組織の運営が必要だ、というのです。「都民ファーストの会」の議員を大量に誕生させたからこそ、この孫子の兵法が必要になるはずです。 』


<感想>
 小池都知事の背景に『孫子の兵法』があったことを理解して、都民ファーストの会の圧勝がようやく納得できたような気がする。

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by tsuruichi1024 | 2017-07-12 08:00 | 小池都知事 | Comments(0)


【 自民党東京都連の反撃開始 】

 2016/12/20、最高裁は、仲井眞前知事の埋立承認を翁長知事が職権で取り消したことを、不作為の違法(地方自治法251条の7第1項)に当たるとして、国の勝訴(翁長知事の敗訴)を決定した。判決文は以下の通り。http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/358/086358_hanrei.pdf

 東京では、小池知事が職権で豊洲の移転を延期した結果、オリンピック公約の道路の整備や移転補填費用のための都民の負担等にも影響が出始めている。

 一方、自民党東京都連はこれまでの戦略を変更し、小池知事との対決姿勢を鮮明にし始めた。http://president.jp/articles/-/21615?display=b

 個人的は、今すぐ、沖縄同様、国(by 自民党の働き掛け)が小池知事を(このままだとオリンピック公約を果たせない)「不作為の違法確認」目的で提訴して徹底的に戦った上で、7月の都議会選挙に臨んでみたら面白いと思っている。


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by tsuruichi1024 | 2017-04-04 08:00 | 小池都知事 | Comments(0)


小池都知事の都議選における選択肢



 森岡剛さんの「成功を引き寄せるマーケティング入門 USJを劇的に変えた、たった1つの考え方」(角川書店)に、以下内容の記述がある。


『 「よし頑張って痩せよう(A)

 自分は運動する時間がなかなか取れないから、食事制限でカロリーをコントロール(B)しよう。

 毎晩の夕食をすべて野菜ジュースに変える(C)ぞ!」


 重要なことは、「目的(A)⇒ 戦略(B)⇒ 戦術(C)」の順番で考えることです。そのほうが効率が良いからです。最初に目的を明確にすることが何よりも重要。戦略は目的達成のために存在するので、目的が変われば全ての戦略は(戦術も当然)やりなおしになります。

 そして戦術よりも先に戦略を明確にすることです。戦略は資源集中の大方針を決定します。該当する戦略の範囲外にある無数の戦術オプションを、全て考えなくて良い領域にしてくれるのです。

 マーケティングでは戦略的思考がこのように当てはまります。

 目的:OBJECTIVE
 目標:WHO(ターゲットは誰か?)
 戦略:WHAT(何を売るのか?)
 戦術:HOW(どうやって売るのか?)

 戦略的に考えられるということは、「目的⇒戦略⇒戦術」の順番で、大きいところから考えられるようになるということです。決して具体的で発想しやすい戦術から考えないということです。目的戦略が定まらない限り、戦術に費やす時間は無駄になる可能性をはらんでいるのです。 』(太字は筆者)


 これを小池東京都知事のこの夏の都議選の一例に置き換えてみる。

目的
・都議会の運営を円滑に進めて小池改革を断行する

戦略
・127議席の過半数を握る

戦術
・自民党(都議会)を改革阻止守旧派(悪玉)として、公明党との連立により、64議席を確保する


選択肢

1)自民党(除、都議会)との連携 ◎

・(安倍総理の了解のもと)自民党小池派(のような新党)として、(公明党との連立により)過半数の議席を確保して小池改革を断行する
(ザ・ボイス そこまで言うか!1月10日(火) 高橋洋一(経済学者)「6 安倍総理と小池都知事が東京オリンピックについて会談」参照)

2)民進党との連携 ×

・自治労/東京都職員組合が支援する民進党と連携すれば、天下り撲滅等の改革がし難くなり、小池改革の実行が不可能となる
(ザ・ボイス そこまで言うか!1月9日(月)長谷川幸洋(ジャーナリスト)「6 小池都知事と民進党 都議選協力で協議へ」参照)


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by tsuruichi1024 | 2017-01-13 08:00 | 小池都知事 | Comments(0)