相続税対策の養子縁組

  2017/1/31、最高裁は『専ら相続税の節税のために養子縁組をする場合であっても、直ちに当該養子縁組について民法802条1号にいう「当事者間に縁組をする意思がないとき」に当たるとすることはできない。』として、当事者間に縁組の意思があれば、節税対策であっても合法であるとの判断を初めて下した。

  以下は最高裁判決全文。
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/480/086480_hanrei.pdf


民法802条(縁組の無効)
縁組は、次に掲げる場合に限り、無効とする。

1  人違いその他の事由によって当事者間に縁組の意思がないとき。


<まとめ>
  当事者間に、養子縁組の意思があれば、節税目的のためであっても有効


<感想>


  本件は、父の相続に際し、娘である姉妹が本来なら1/3(33.3%)ずつ相続出来たはずが、父が兄(or 弟)の子供を生前に養子縁組したことによって、自分の取り分が1/4(25%)に8.3%減ったことから、姉妹が訴訟したもの

  やはり、生前に父が娘2人にしっかり説明して、納得してもらってなかったことが問題だったと思われる。

  それがしっかり出来ていれば、きょうだい間で裁判沙汰になることなく、仲良く出来ていたかもしれない。

  親たるもの、死ぬ前に、残された者のことも考えておきましょう!


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by tsuruichi1024 | 2017-02-08 08:00 | 相続 | Comments(0)