【 幸せになる100か条? 】

 2017/7/22の「サワコの朝※」のゲストは、スピリチュアリストの江原啓之さん。4歳で父を、15歳で母を亡くし、その両親の死が人生に大きく影響したという。※http://www.mbs.jp/sawako/sp/backno.shtml

 2曲目に選んだのが、ABBAの「EAGLE」。歌詞がスピリチュアルで生きる勇気が湧くと言う。一番の歌詞は次の通り

 『
 ABBA「EAGLE」

 作詞:ANDERSSON BENNY GORAN BROR(S1)
 作曲:ULVAEUS BJOERN K

 They came flying from far away
 Now I'm under their spell
 I love hearing the stories that they tell
 They've seen places beyond my land
 And they've found new horizons
 They speak strangely but I understand
 And I dream I'm an eagle
 And I dream I can spread my wings

 Flying high, high
 I'm a bird in the sky
 I'm an eagle that rides on the breeze
 High, high
 What a feeling to fly
 Over mountains and forests and seas
 And to go anywhere that I please
 か


 一方、以下は「幸せになる100か条」(江原啓之著、徳間書店)より。

『 まえがき

 あなたがこの本を手に取ったとき。それは未来のあなたが、本当の幸せへの扉を開かせた瞬間なのです。私は誰が何を言おうと、幸せになるためには守るべき約束があるということをお伝えします。

 守護霊のいない人など存在しません。なぜなら守護霊は、「たましいの親」と呼べる存在だからです。曇りの日に太陽がいないということはないように、いつも天界からの導きはあります。ただ、幸せになるための約束を伝える導きからあなたが「手を振り払って」しまい、天界の導きに曇りという「間」をつくりだして、太陽の光を遠ざけていたいのです。

 天界はあなたが幸せになるように、いつも「幸せになるための約束」を伝えようとしています。それは、あなたには幸せになる権利があるからです。そのためには幸せになるための約束を守り、実践する義務も果たさなければなりません。

 私は天界に成り代わり、「幸せの約束」を100か条にまとめ、本書にてお伝えます。この100か条を実践すれば、あなたの人生は必ずや幸福となるはずです。

 しかし、大切なことは本当に実践すること。

 「笑うせぇるすまん」という漫画がありますが、主人公の喪黒福蔵がアニメの中で明言を語っています。「うぬぼれ鏡というように、鏡は決して真実を映しません。なぜなら人は自分の好きな角度でしか鏡を見ようとしないからです」と。

決して自分自身の都合のようことだけの実践ではいけません。耳障りのよいことだけではなく、耳に痛いこともしっかりとあなたの人生の向き合って、実践してください。』


<感想>
 4歳で父を、15歳で母を亡くした、スピリチュアリストの江原啓之さん。「サワコの朝」をきっかけに初めて著書を読んでいるが、明日以降も内容を確認してみたい。

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by tsuruichi1024 | 2017-09-03 08:00 | 読書 | Comments(0)


「自由のこれから」 (平野啓一郎著、ベスト新書)


 以下は、掲題書(「はじめに」)からの一部抜粋。

『 「自由」について考えることか多くなった。
 一つの理由は、今世紀に入ってから、しきりに耳にするようになった、あの「新自由主義」と呼ばれる経済思想のせいだろう。
 昨今では、ほとんど市場原理主義と同義的に用いられているこの言葉の意味するところは、いわば競争の自由であり、個々人の貧富の差は、すべてその結果だと見なされている。
 富める者は努力を惜しまず、貧しい者は怠けているといった自己責任論を公然と口にする政治家さえいるが、もちろん、そんな世界観には到底同意できないという人も少なくない。私もそうである。
 そもそも私たちは自由なのか? 何に対して? あるいは、何から?

 奴隷的拘束を受けていれば、明らかに自由ではないだろう。では、たとえば、日々の買い物はどうか? 私たちは、本当に自由に「自分が欲しいもの」を買っているだろうか?
 アマゾンを利用して、ネット上で買い物をするときには、「レコメンド機能」がついている。

 このとき、私たちは、「自分が欲しいもの」を自由に選択して買っていると言えるだろうか?


 他方で、社会は人間の自由を「リスク」として管理する方向に向かいつつある。

 昨今では、この新しい医学の発想に完全に無自覚に同化して、病気になるのは、健康管理不行き届きの自己責任であり、医療保険の対象とすべきではないなどという呆れた暴論まで目にするようになった。

 リスク要因として疑われないためには、私たちは絶えず、不安に怯えながら、自身の言動を検閲し続けなければならない。違法行為をしない、という心がけではなく、違法行為をしそうな人間に見られないようにする、という心がけである。しかし、その自由の抑圧の代償として、本当に犯罪のリスクの管理は可能なのだろうか?
 リスク管理とは、「まだ何も起きていない」状態の中に、「何か起きそうな予兆」を見出して、予防することである。しかし、病気や犯罪然り、地震のような自然災害然り、その予測システムと対処方法は、どの程度信頼できるものだろうか?

 分人主義とは、人間を「個人」という「分けられない」一つの単位としてではなく、複数の人格──分人──の集合体として捉える考え方だ。
 当然のことだが、私たちは、接する相手によって言動や行動、態度、感情の動きや思考が異なっている。複数の顔を持っている。複数の「分人」を生きているからこそ。精神のバランスが保たれている。もちろん、そのどれもが「本当の自分」だ。
 分人主義の視点からは、人間の自由とは、自分の分人の厚生とその比率をコントロールし得ることだと、ひとまず言えるだろう。
 私たちにとって理想的なのは、自分にとって心地よい分人だけを、心地よい比率で生きることであり、不快な分人を生きることを押し付けられないことだ。
 私たちはたった一つのコミュニティに拘束されることに不自由を感じる。複数のコミュニティに多重参加しながら、自分の好きな、さまざまな分人を生きるところにこそ自由がある。
 そこから、今し方語ってきたような現代における自由の状況は、どのように関連づけられるだろうか?

 自由のこれからは、一体どうなってゆくのか? 本書がその困難な思考の一助となるのであれば幸いである。』


 以下は、第5章「分人の自由」からの一部抜粋(最後の部分)。

『 「はじめに」で、私はいま、「新しい運命劇の時代」が来ているのではないかと述べた。

 だが、分人という発想を導入すれば、自由もまた複数化・多様化される。

 ある分人にとっては、何らかの自由が損なわれるにしても、別の分人にとって異なる自由が手に入ることもある。運命的に見える分人もあれば、かなり自由意志が発揮されているように見える分人もあるだろう。繰り返しになるが、そのためには、基盤となる基本的人権が尊重されているという前提が重要である。

 過去に対して運命論はある種の慰めになるが、未来の運命論には閉塞感を感じる。その狭間で、私たちは最大限、自由に現在を生きようとしている。

 膨大な選択の可能性に対して、私たちは複数的な人生を同時に生きることで、リスクに過剰に自己抑制的になることもなく、一つの分人の失敗を他の分人の持続で支えながら、日々を過ごしてゆくことができる。

 私たちは、死の瞬間まで自由に分人の種類と数、構成比率を変化させ続けることになろう。それが、私たちとこの世界との関係の有り様であり、何歳で死を迎えようと、それは変化し続ける個性の過渡的な姿しかないのである。』


<感想>
 京大在籍中の芥川受賞(「日蝕」)から早18年。人工知能、自動運転、ドローン、ビッグデータとレコメンド機能──技術の変化によって、私たちの生活からは「自分で選択する機会」が失われつつある今日、人間の自由意志はどこに向かうのか?予測不可能な未来と、その過渡期を乗り越えるための、新しい自由論の答えを「分人」に見出す著者、発想の着眼点が素晴らしい。

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by tsuruichi1024 | 2017-08-14 08:00 | 読書 | Comments(0)


「喧嘩(すてごろ)」(黒川博行著、角川書店)より


以下は掲題書帯より。

 ミステリ史上最凶コンビが、史上最悪のピンチを迎える。累計110万部突破 直木賞受賞シリーズ最新作

 「売られた喧嘩は買う。わしの流儀や」  

 建設コンサルタントの二宮は、議員秘書からヤクザ絡みの依頼を請け負った。大阪府議会議員補欠選挙での票集めをめぐって麒林会と揉め、事務所に火炎瓶が投げ込まれたという。麒林会の背後に百人あまりの構成員を抱える組の存在が発覚し、仕事を(元コム)相手を見つけられない二宮はやむを得ず、組を破門されている桑原に協力を頼むことに。選挙戦の暗部に金の匂いを嗅ぎつけた桑原は大立ち回りを演じるが、組の後ろ盾を失った代償は大きく--。

 腐りきった議員秘書と極道が貪り食う巨大利権を狙い、代紋のない丸腰の桑原と二宮の「疫病神」コンビ再び。


  以下は本文より一部抜粋。

「桑原さんはどうなったんや」
「復縁するでしょ。若頭の襲名の功労者です」
 桑原は嶋田に、鳴友会との手打ち料をふくめて、一千万円を超える金を差し出したらしい、と木下はいう。
「なるほどな。それもあのひとの世渡りか」 
 桑原も金の撒きようを考えていたということだ。
「口では復縁なんかせんというてたけど、桑原さんは堅気では生きられんひとです」
「それはよう分かる。あのひとはどこまで行ってもヤクザや。けど、あれほどのイケイケやったら、組の看板なしでもやっていけんことはないと思うけどな」
「返しでしょ。鳴友会だけやない、桑原さんはいままで極道をボロにしてきた。返しが怖いと、大手を振ってキタやミナミを歩けませんわ」
 極道すなわち代紋。イケイケだけではシノギができない、と木下はいう。


<感想>
 頭と度胸を兼ね備えた桑原が戻ったら、当面は二蝶会も安泰であるに違いない。 次回以降の活躍にも期待したい。

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by tsuruichi1024 | 2017-04-12 08:00 | 読書 | Comments(0)


「人生の終いじたく まさかの、延長戦!?」(中村メイコ著、青春出版社)


 以下は掲題書からの抜粋である。


  モノと思い出を捨てるのは、明日を生きるため

 モノを捨てたいのに捨てられなくて悩んでいる方は、自分自身にいいきかせるとよいでしょう--。昨日はふりかえらない、明日に向かって生きるんだ、と。カッコつけているみたいだけれど、私自身、この言葉によって、悲しいことや苦しいことを乗りこえてこられたし、つい最近は、モノもたくさん、たくさん捨てることができました。

 ところで、ふしぎなことに、捨てたくないな、どうしようかなと、さんざん迷ったモノでも、いったん捨ててしまったら、思い出すことはなかったのです。私の場合が特別なのではなくて、案外、そんなものなのかもしれません。

 人の心は当てにならない、不実なもの。大事に思っているつもりでも、それはただの思いこみにすぎなくて、捨ててなくなれば、そのあとはつゆほどの痛みも感じないですむのが人間なのかもしれません。人の心は案外、たくましいもののようです。


<感想>

 先月引越しした私に今必要なのは、メイコさんの「モノを捨てて、明日に向かって生きる」心意気である。


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by tsuruichi1024 | 2017-03-22 08:00 | 読書 | Comments(0)


「人生にはやらなくていいことがある」
(柳美里著、ベスト新書)


 以下は掲題書からの抜粋である。


  あとがき

 ーーなんと、小島博人さんの企画書には本のタイトルまで書いてありました。
『人生にはやらなくていいことがある』

 あたしの「人生」を振り返った時、自分では「やらなくてはいけないこと」をやり続けてきた気がするけど、見方を変えたら、そうではないのかもしれない。人間は、意識的な行為よりも、無意識的な行為の方に引っ張られるものだからーー。

 小島さんがそう感じた、そうイメージしている「柳美里」に基づいて、自分の「人生」を構成し直すーー、それはわたしが自分で知らず識らずのうちにアレンジしている思い出の「輝き」や、思い出の「痛み」を、いったん無いことにして「人生」を見つめ直してみる、ということでもあります。

 「痛み」や「輝き」があまりにも大き過ぎると目が眩んで、その大元の出来事が見えなくたってしまうからーー。


<感想>

 本書は、担当編集者(小島博人さん)からの突然の依頼(by PC)をきっかけとして、半年に渡って著者が「人生」を語り、ライターが構成したものを著者が書き直したものだという。

 ひょんな縁で物事は動き始めるものだなぁと改めて思う。

 ここで、著者(48歳)は「人生」を見つめ直す機会を得たようだ。

 私(53歳)も(少し時間をかけて)「人生」を見つめ直してみようかと思う。


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by tsuruichi1024 | 2017-03-21 08:00 | 読書 | Comments(0)