【 取締役の善管注意義務 】

 取締役の善管注意義務について、以下HPから内容の一部を抜粋してみる。
 
http://www.ishioroshi.com/biz/kaisetu/kaishahou/index/torisimariyaku_sekinin_kaisha/


[ 経営判断の原則 ]


『 善管注意義務違反の判断枠組

 取締役に善管注意義務の違反があったかどうかを裁判所が判断する際には、一般に、以下のような考え方が取られています。

 すなわち、
 (A)経営判断の過程と
 (B)経営判断の内容について、

  ア 行為当時の状況に照らし、合理的な情報収集・調査・検討等が行われたか
  イ 当該状況と、取締役に求められる識見水準・能力水準に照らし、その判断
 に不合理・不適切点はなかったか

 といった判断枠組です。

 そして、以上のような合理的な調査検討が行われ、判断に不合理な点がなければ、結果的にその判断がうまくいかず、会社が損害を受けたとしても、取締役が善管注意義務違反に問われることはありません。これを「経営判断の原則」といいます。 』


<感想>
 HP後段の事例にもある通り、過去の判例では、判断に「不合理な点」がなければ、結果的に会社が損害を受けたとしても、取締役が善管注意義務違反に問われることはないという(「経営判断の原則」)。そうでないと、取締役がある時点で思い切った意思決定ができなくなるからだろう。ジョイフル本田の事例も仮に訴訟になったとしても問題なしということだろうが、(今から振り返れば)「2016/3の時点で自己株式TOBをやっていたら(会社の負担も少なかったのに)なぁ」という個人的な思いは拭えない。

----------------------------------------------------------------------
元証券マンが「あれっ」と思ったこと
発行者HPはこちら
http://tsuru1.blog.fc2.com/
----------------------------------------------------------------------


[PR]
by tsuruichi1024 | 2017-06-11 08:00 | 善管注意義務 | Comments(0)