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【 思い違い 】


 2017/3/30、旅工房(6548)のIPOの仮条件が1,220円〜1,370円で決定した。個人的に、昨年の海外旅行をインターネットでカード決済にて予約した旅行業者だった。

 今年1月のハワイ旅行はてるみくらぶ(3/27に破産申請)で割安だった現金にて予約した。安くてフルフラットで快適だったため、今月に入ってからカード決済にて来年度の予約をした。

 先週来、連れからネット上で(チケット発券出来ないとかで)大騒ぎになっていると聞いていたが、IPOする会社だから大丈夫と思っていたため、何もせずに放っておいた。

 週明け、破産申請のニュースを聞いて、改めて確認した処、てるみくらぶを旅工房と勘違いしていることに初めて気付いた。

 カード決済は4月末だったため、今回、結果的に被害に遭わずに済んだ。報道によれば、2016/9の時点で75億円もの債務超過だったらしい。

(勝手な)思い違いというのは本当に恐ろしい。安かろう悪かろう、という意味を真に感じた週になった。

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by tsuruichi1024 | 2017-03-31 08:00 | 思い違い | Comments(0)


「分断されるアメリカ」
サミュエル・ハンチントン著、鈴木主税訳、集英社文庫)(その3)


<訳者あとがき>

 移民問題に関して、著者は人種主義ともとらえかねないほど忌憚なく自分の考えを述べる。だが客観的に読めば、彼の立場はきわめて明快だ。移民そのものに反対なのではなく、問題はアメリカ社会に移民が同化しないことなのだ。アメリカ人になるからには、それまでの国民性や母国への忠誠は捨て去り、アメリカの価値観と生活様式に順応し、英語を話すべきだ、と著者は論ずる。過去の移民はそうやってアメリカ社会に同化していったのであり、同化さえすれば、その人間の肌の色がどうであろうと同胞と見なされるのだ、と。

 ハンチントンはここでアメリカがかかえる大きな問題を浮き彫りにする。南フロリダや南西部のヒスパニック化である。これらの地域では、スペイン語を母語とし、いわゆるアメリカの文化には染まろうとしないヒスパニック系の人びとが急増しており、マイアミでは英語を話す一般のアメリカ人がマイノリティになってさえいる。とりわけ、陸つづきのメキシコから合法的ないし非合法的にじわじわと流入しつづけ、高い出生率ゆえにいっそう人口を増やしつづけるメキシコ移民に、著者は大きな不安を感じている。移民が各地に分散していれば、世代を経るにしたがって徐々にアメリカ社会に吸収されていく。だが移民が独自の社会を築き、そこへ新たな移民が流入しつづければ、巨大なスペイン語圏が形成されることになる。これらの移民は貧しく、教育程度の低い人が多いが、それでも彼らは安価な労働力を提供し、自らも消費者となり、いずれは選挙権を獲得するようになる。民主主義や消費経済においては、数こそ力である。しかも、これらの地域はつい150年ほど前までメキシコだった土地であり、彼らはそれを再征服(レコンキスタ)しているのだという。


<感想>
(その3)

 トランプ大統領のメキシコ国境の壁の建設。

 アメリカ社会に同化しないヒスパニック化への懸念の現れとも言えよう。


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by tsuruichi1024 | 2017-03-30 08:00 | 分断されるアメリカ | Comments(0)


「分断されるアメリカ」
(サミュエル・ハンチントン著、鈴木主税訳、集英社文庫)(その2)


<訳者あとがき>(その2)

 
たとえば、「アメリカの信条」と呼ばれる、いわばアメリカのイデオロギーを奉ずることが、はたしてアメリカ人としての定義になるのだろうかという問題がある。アメリカがいまも世界中の多くの人を惹きつけるのは、一つには人種や民族とはかかわりなく、宗教的信条も問われることなく、誰でもアメリカ人はになりうるからだろう。だがこうしたイデオロギーは、もともとアメリカが同じ民族であるイギリスから独立するさいに、それを正当化する根拠としてもちだしたものだ、とハンチントンは指摘する。

 
リベラルな傾向が強く、グローバリゼーションを推進するエリートたちは、こうした信条による定義を好む。
だが、それがアメリカ例外論やアメリカを普遍的な国だとする主張につながり、民主主義やアメリカの文化を他国に押しつける帝国主義的志向へと発展した。それはまた、アメリカに毎年、何十万もの移民が押しかける状況も生みだし、その結果、この国は多文化がひしめきあう世界主義的な社会となり、国としての統一性が失われつつある。その一方で、アメリカの大多数を占める一般大衆はもっと保守的で、それぞれの地域社会に深く根ざしており、保護主義貿易的傾向をもつ。

 
イデオロギーは国民を一つにまとめる絆としては弱く、アメリカの信条だけでなく、文化や宗教という、理性では説明のつかない絆で結ばれなければ、国民としての結束をはかれないとも著者は言う。それは共産主義というイデオロギーだけで括られていたソ連があっさりと崩壊したことを考えればわかる、というハンチントンの主張は確かに的を射ているだろう。


<感想>(その2)

 
トランプは、イデオロギーではなく、一般大衆の持つ、保守的で、保護主義貿易的傾向に訴えたことによって、大統領になったとも言えよう。


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by tsuruichi1024 | 2017-03-29 08:00 | 分断されるアメリカ | Comments(0)


「分断されるアメリカ」(サミュエル・ハンチントン著、鈴木主税訳、集英社文庫)(その1)


 2004年、アメリカを代表する国際経済学者である著者(2008年に逝去)により掲題書が発行された。

 トランプ政権発足の現在のアメリカを予言するような内容となっているのが興味深い。

 以下は「訳者あとがき」からの一部抜粋。


<訳者あとがき>(その1)

 著者サミュエル・ハンチントンは、『文明の衝突』で冷戦後の世界を衝撃的に予測したことで有名だが、本書ではその鋭い視点を自らの国アメリカに向けている。この本の原題は"WHO ARE WE? :The Challenges to American's National Identity"という。つまり、アメリカ人とは誰なのか、という国民の定義を問いかけるものだ。「われわれ」とは誰なのか、と改めて問い直さなければならないほどにアメリカの現在は変わりつつあるのだ。「われわれ」は誰かが定まらなければ、国の進むべき方向も決まらない。

 日本のようにほぼ同質の人で構成され、他の国々からは海によって隔てられ、ことさら努力しなくても統一されている国とは異なり、アメリカは目的をもって意図的に建設された国であり、存続するためにはつねに明確な方向性と正統性を必要とする。内外のさまざまな要因によって国が大きく変化しているいま、祖先が築いてきた国を守りたいという気持ちを人一倍強くもつハンチントンが、国の行く末を案じ、今後進むべき方向を見定めようとするのは無理からぬことだろう。著者の提起する問題は多岐にわたっていて、実に興味深い。


<感想>(その1)

 2001年の9.11の悲劇的事件により、アメリカ人は国に対して強い帰属意識(ナショナル・アイデンティティ)を抱き始めた所から本書は始まっている。

 トランプは、「アメリカ・ファースト」を旗印としたナショナル・アイデンティティに訴えることによって、大統領になったとも言えよう。

 明日以降も本書を取り上げて行きたい。

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by tsuruichi1024 | 2017-03-28 08:00 | 分断されるアメリカ | Comments(0)


【 ソレキア(9867)に対するTOB合戦 】

 以下は、2017/3/24現在の掲題に関する動きである。(出所:http://www.solekia.com/ir/

2017/2/3 佐々木ベジ氏によるTOB開始(価格:2,800円、期間:~3/24(35営業日))※
 2/16 会社の意見表明(※留保)
 3/10 会社の意見表明(※反対)
 3/16 富士通(6702)によるTOB開始(価格:3,500円、期間:~4/28(30営業日))※※
  会社の意見表明(※※賛同)
 3/21 佐々木ベジ氏によるTOB条件等の変更(価格:3,700円、期間:~4/14(50営業日)


<感想>

 2月3日の佐々木氏からのTOBを受けて、2.3%保有する富士通にホワイトナイト※※※を依頼した(と思われる)事例。(※※※
https://www.nomura.co.jp/terms/japan/ho/white_knight.html

 3月24日終値は3,810円。

 (元々出来高が少ない銘柄でもあり、)投資家の動向(価格のみで動くのか(⇒佐々木氏宛て売却) or 低い価格でも将来価値向上に繋がる(であろう)ホワイトナイト(富士通)宛て売却するのか)が大いに気になる。

 結果については、別途フォローして行きたい。


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by tsuruichi1024 | 2017-03-27 08:00 | TOB | Comments(0)


【 夢を追いかけ続ける勇気 】


 私の幼馴染み(小学生時代、私がピッチャーのバッテリー)が、単身東北路へ向かった。
 以下は、教え子の記述からの一部抜粋である。


「 昨年の夏を最後に
 学校の都合で教頭に専念することに…

 それから、半年
 xxで野球部監督兼先生を募集しているという、ニュースにもなった珍しい求人がでる。


 監督は誰にも言わず、悩みに悩んだあげく、奥様の後押しに決心され、その採用試験に挑みにいった。
 倍率は150倍。周りには野球人として活躍して来た方々が大勢いたそう。

 採用試験が終わり
 帰り道、新幹線に乗り帰りだし
 まもなく
 携帯に着信。

『ぜひ、あなたにお願いしたい!』

 学校側は、監督の素質を見抜き
 即決した。

 xxグループの校長先生を
 目の前に、それを捨て

 夢の甲子園の道を選んだ 」


 聞くと、教え子を甲子園に出場させるという、大学の同級生との30年来の約束。
 その同級生はこの選抜で約束を果たしたという。

 数年後には校長への道が約束されていたにも拘らず、53歳にして甲子園への道を選んだ。

 私もこのまま朽ち果てる訳には行かないと心に誓った瞬間だった。


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by tsuruichi1024 | 2017-03-26 08:00 | | Comments(0)


【 遺族補償年金の男女間の需給要件の違い 】

 2017/3/21、妻が一定の年齢に達していることは需給の要件とされていないが、夫は一定の年齢に達していることを需給の要件とすることは、合法であるとの最高裁判決が出た。以下は、判決文※からの大要の抜粋である。
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/612/086612_hanrei.pdf


<根拠>
・男女間における生産年齢人口に占める労働力人口の割合の違い
・平均的な賃金額の格差及び一般的な雇用形態の違い等からうかがえる妻の置かれている社会的状況

に鑑み、妻について一定の年齢に達していることを需給の要件としないことは、合理的な理由を欠くものということはできない。

⇒ 憲法14条1項※※に違反するということはできない。

※※「すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。」


<感想>
 最高裁判決の内容も時代の変遷とともに、変化して行くことが想定される。(本件は夫が逆差別されているような内容)

 将来、男女間における、平均的な賃金額の格差や一般的な雇用形態の違いが解消されれば、妻においても(夫と同様、)一定の年齢に達していることが需給の要件となるよう、変更されるに違いない。


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by tsuruichi1024 | 2017-03-25 08:00 | 最高裁判決 | Comments(0)



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by tsuruichi1024 | 2017-03-24 08:00 | CB | Comments(0)


【 金融庁の大改革 】

 2017/3/17、「検査・ 監督 改革 の方向と 課題-金融モニタリング有識者会議報告書-」が公表された。(http://www.fsa.go.jp/news/28/singi/20170317-3/01.pdf

 以下は、同報告書からの大要の抜粋である。


<金融庁の発足当初の3つの任務>

 ・金融システムの安定
 ・利用者の保護
 ・市場の公正性・透明性の確保

 ⇒ 次の究極的な目標のための手段に過ぎない(必要条件であっても十分条件では必ずしもない)


<金融行政の究極的な目標>

 「企業・経済の持続的成長と安定的な資産形成等による国民の厚生の増大」

 ⇒ 金融行政の環境や優先課題が変化する中、検査・監督のあり方が金融行政の究極的な目標と整合的な姿となっているかどうか、絶えず、点検を続け、必要な見直しを続けるべきである


<検査・監督手法の見直し>

 「形式・過去・部分」(最低基準の充足状況の確認)から「実質・未来・全体」(下記1や2)へ

 1.「ベスト・プラクティスの追及に向けた対話」のための手法
 2.「持続的な健全性を確保するための動的な監督」のための手法
 3.「実質・未来・全体への視野の拡大」に沿った手法


<感想>

 2017/3/18の日経新聞朝刊の表題で「金融行政を刷新 処分庁から育成庁へ」とされているように、金融庁の役割が、これまでの過去の検査中心から、未来に向けた成長のための能動的な関与へ変化するようだ。

 本件も安倍内閣の(経産省主導の)GDP600兆円に向けた取り組みの一環であるように思われ、好感が持てる。


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by tsuruichi1024 | 2017-03-23 08:00 | 金融庁 | Comments(0)


「人生の終いじたく まさかの、延長戦!?」(中村メイコ著、青春出版社)


 以下は掲題書からの抜粋である。


  モノと思い出を捨てるのは、明日を生きるため

 モノを捨てたいのに捨てられなくて悩んでいる方は、自分自身にいいきかせるとよいでしょう--。昨日はふりかえらない、明日に向かって生きるんだ、と。カッコつけているみたいだけれど、私自身、この言葉によって、悲しいことや苦しいことを乗りこえてこられたし、つい最近は、モノもたくさん、たくさん捨てることができました。

 ところで、ふしぎなことに、捨てたくないな、どうしようかなと、さんざん迷ったモノでも、いったん捨ててしまったら、思い出すことはなかったのです。私の場合が特別なのではなくて、案外、そんなものなのかもしれません。

 人の心は当てにならない、不実なもの。大事に思っているつもりでも、それはただの思いこみにすぎなくて、捨ててなくなれば、そのあとはつゆほどの痛みも感じないですむのが人間なのかもしれません。人の心は案外、たくましいもののようです。


<感想>

 先月引越しした私に今必要なのは、メイコさんの「モノを捨てて、明日に向かって生きる」心意気である。


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by tsuruichi1024 | 2017-03-22 08:00 | 読書 | Comments(0)