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あれっ、護憲=平和、改憲=戦争?


「よくわかる平成憲法講座」(西修著、TBSブリタニカ)

 以下は掲題書からの一部抜粋。

 「エピローグ

 護憲論者たちは本当の意味の平和を主張してきたのであろうか。私とまったく同じ疑問から出発し、ズバリと切り込んだ論調に、産経新聞、1994(平成6)年の5月3日付「主張」欄がある。その一節を引用しておきたい。

 「護憲派は果たして平和勢力であったのか。例えば『非武装中立』を唱える勢力がじつは、マルクス主義こそが恒久平和を約束するイデオロギーだとして、日本を社会主義陣営に引き入れようとしていたことが思い起こされる。彼らは自衛のための戦力さえ憲法違反だとして日本の武装解除を要求し、戦後の日本を守ってきた日米安保条約を廃棄させようとしたのだった。

 しかし、社会主義陣営は崩壊した。今、かたくなに社会主義独裁体制を守っているのが北朝鮮だが、大韓航空機事件やラングーン事件を引き起こしたことてろ国家が平和勢力であることは、もはや誰も認めない。

 逆に言えば、自由主義陣営の一員である日本の防衛力強化に反対し、旧ソ連、北朝鮮など社会主義国家に迎合してきたものこそ、じつは民主主義に対する戦争勢力ではなかったのか。護憲=平和、改憲=戦争という社会主義が押し付けた思考パターンは、冷戦が終わった今、逆転したのである」


<感想>
 今日、憲法や自衛隊の存在を学校ではどう教えているのだろうか。生徒一人ひとりが自ら考える教育がなされていることを望む。

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元証券マンが「あれっ」と思ったこと
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by tsuruichi1024 | 2017-05-20 08:00 | 憲法 | Comments(0)