あれっ、TOKIO・山口事件に関する善管注意義務?


【 ジャニー喜多川社長:TOKIO・山口事件 】


 2018/5/7、PRESIDENT Onlineに、「なぜジャニー喜多川社長は出てこないのか」と題する記事が掲載された。
http://president.jp/articles/-/25086

 以下は主な部分の一部抜粋。


1.なぜ記者たちは「ジャニー喜多川を出せ」といわないのか

 山口は“アルコール依存症”による肝臓病が悪化して1カ月入院していた。退院したその日の夜、焼酎を1本飲んで事件を起こしているのだ。事務所側やマネージャーの管理監督責任が問われてしかるべきだ。


2.示談を進めたのは事務所か、山口本人か

 示談を進めたのは事務所か山口本人か。アルコール依存症はどの程度か。退院後、事務所は山口にどう対処していたのか。事件が報じられるまで、山口をテレビに出演させ続けていたのはなぜか。TOKIOの解散はあるのか。聞きたいことは山ほどあるはずだが、そうした質問は出なかった。


3.所属タレントにセクハラをする「帝国」の実態

 フォーリーブスのメンバーだった北公次が、喜多川社長についての暴露本を出した。週刊文春の連載キャンペーンを喜多川が名誉棄損で訴えた裁判では、二審の東京高裁(矢崎秀一裁判長)が一審判決を翻して、喜多川社長の所属タレントへのセクハラ行為をはっきりと認定した。


 一方、2000/4/13、「147回国会 青少年問題に関する特別委員会 第5号」に、以下内容が掲載されていた。
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/147/0073/14704130073005c.html

○阪上委員(当時自民党衆議院議員)
 昨年、十八歳未満の児童を相手にした買春やポルノを処罰する児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律が施行され、青少年の人権保護に大きな前進を見たと思っております。
 
 私も耳を疑ったのですが、ジャニーズ事務所の社長であるジャニー喜多川さんがタレントの少年たちに性的ないたずらをしているという話も聞きました。
 その親御さんのお子さんがジャニーズ事務所に関係しており、お子さんだけでなく、子供の友達からもジャニーズ事務所の体験談をたくさん聞いたそうであります。

 かなり以前からこの問題は活字になっていますし、最近でも文芸春秋社発行の週刊文春に、十回にわたり、この問題が掲載されておるではありませんか。

 そんな折、私は、知り合いの芸能プロダクションの元社長からこんな話を聞いたのであります。
ジャニーズ事務所が日本の芸能界を牛耳っているため、ジャニーズ事務所に逆らうとタレントを引き揚げられて番組ができなくなってしまうというのであります。それで、テレビ局は遠慮して、ジャニーズ事務所に関する不祥事を放送できないそうであります。
マスコミ、新聞においても、ニューヨーク・タイムズがこの問題を報じておるのにもかかわらず、日本のマスコミはへっぴり腰だという批判を受けておるのもその辺に根拠があるのではないかとおっしゃったのであります。


[ 関連法 ]
会社法

(株式会社と役員等との関係)
第三百三十条 株式会社と役員及び会計監査人との関係は、委任に関する規定に従う。

(役員等の第三者に対する損害賠償責任)
第四百二十九条 役員等がその職務を行うについて悪意又は重大な過失があったときは、当該役員等は、これによって第三者に生じた損害を賠償する責任を負う。

民法
(受任者の注意義務)
第六百四十四条 受任者は、委任の本旨に従い、善良な管理者の注意をもって、委任事務を処理する義務を負う。

⇒ 株式会社ジャニーズ事務所の代表取締役(ジャニー喜多川社長)は、取締役としての善管注意義務等を負っている


<感想>
 過去国会でも取り上げられた上記セクハラ内容を鑑みると、TOKIO・山口事件に関して、ジャニー喜多川社長自身が直接コメントできるような立場にはないようだが、少なくとも善管注意義務等は負っているように思われる。

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元証券マンが「あれっ」と思ったこと
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by tsuruichi1024 | 2018-05-10 08:00 | 善管注意義務 | Comments(0)