あれっ、新規投資額≒デット+エクイティでの調達?


【 新規投資:デット+エクイティ 】

 ユニゾホールディングス(3258)の今後の新規投資に対する調達手法を個人的に想定してみた。


1.今後の新規投資額
 
http://www.unizo-hd.co.jp/corporate/management_policies/plan/

< 中期経営計画 >
・2017年度~2019年度:2,000億円

< 仮定 >
・2018年度~2020年度:2,000億円


2.調達手法の想定例

・新規投資≒デット(借入+社債)+エクイティ(新株発行等)

(1)借入(有担保)
 総額1,200億円(2,000億円×LTV60%)

(2)社債(無担保)
 総額500億円(各年100~200億円×3年)

・主幹事証券が投資家需要を見ながら社債発行金額を決定する
・直近(17/10)では総額190億円のみ
 ⇒ 社債投資家の投資余力が減少している可能性あり)

(参考)社債発行額の推移
 2015/11:50億円(5年)
 2016/ 5:総額200億円(5年・7年)
(2016/11~:発行登録枠1,200億円)
 2016/11:総額300億円(5年・7年・10年各100億円)
 2017/ 5:総額300億円(5年・7年・10年各100億円)
 2017/11:*総額190億円(5年80億円、7年60億円、10年50億円)

*JCR(日本格付研究所)コメント
 
https://www.jcr.co.jp/download/5321c1a302743b35cc25a2181d24cb0b92329ac0dc1d8b1523/17d0723.pdf

JCRでは、17/10/30に長期発行体格付を「BBB+」、見通しを「安定的」と公表している。その後、 格付に影響を及ぼすような事象は発生していない。今回発行の社債による調達資金は、全額を設備資金及び借入金返済資金に充当する予定である。引き続き財務規律が維持されるか注視していく。

 ⇒ 財務規律の維持≒自己資本比率の維持
 ⇒ 新規投資に見合った一定比率の公募増資等が必要

(3)エクイティ
 総額300億円(各年100億円×3年)


<感想>
 今後数年の新規投資額とデット調達の上限を考えると一定程度の自己資本増強は継続して行かざるを得ないように思われる。

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元証券マンが「あれっ」と思ったこと
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http://tsuru1.blog.fc2.com/
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by tsuruichi1024 | 2018-05-18 08:00 | 公募増資 | Comments(0)