あれっ、国会慣習の「質問通告」?


【 国会慣習の「質問通告」:与野党間ルール 】


 2018/11/12、現代ビジネスの高橋洋一さんのコラム、『桜田五輪相の答弁を笑う人に知ってほしい「質問通告」の奇妙な仕組み』が掲載されていた。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/58424 

 以下はその概要。


1.国会慣習の「質問通告」(与野党間ルール)

< 2日前の昼には通告する一般的なルール >

A:前日夕方に国会議員会館に呼ばれ、議員と役所職員が対面にて質問通告内容を伝達する形態をとっている

⇒ 議員と役所職員が対面にて質問通告されるAの形態の場合、かなり具体的に質問通告される。このタイプの質問通告をする人は、本当に役所の痛いところを突いてくる。役所の方から見ても、政策論の正攻法で攻めてこられるので、小手先の対応はできない。その意味で、野党であっても、その質問者に官僚や政府の方が敬意を表するときもある


B:質問の項目だけをファックスなどで連絡してくるだけ

⇒ 抽象的な項目が幅広く書かれているので、官僚が大臣のために用意する答弁は、想定問答を含めてかなりの量になる(どんな質問意図かが分からないため)。しかも、質問者が有利な点は「政府の準備不足」の一点にしかないので、質問自体が本質的な指摘とはならないことが多い


< 官僚の答弁 >
・AかBの形で「質問通告」が行われた後、その質問に答える担当課が割り振られて、その後に官僚が答弁を作る。筆者の感覚では、質問通告が出そろうのが前日の20時頃、担当課の割り振りが決まるのが22時頃というのが、平均的なところだろう


2.蓮舫の質問通知書(思われるもの)
https://twitter.com/matsuikoji/status/1060347272314052609(民主党政権で官房副長官を務めた松井孝治氏のツイッター)

・質問通告ルールは一応守られているが、「質問レクなし、問い合わせ不可」と書かれている。これは、出した質問についてその趣旨や目的を聞くことはできない、と示したもので、官僚からみると、何を質問するのかさっぱりわからず、もっとも手間のかかるケースと言える

・この場合質問者が期待するのは、大臣がしどろもどろになること、である。その「絵」はマスコミが好んでとりたがるので、Bの形態の方がマスコミには好まれる。繰り返すが、実質的にはAの形態の方が意味と中身があるのだが、「理解できない」という理由でメディアからは注目されないのだ


3.SNSで質問通告を公表
・さて、もう少し国会を面白くするための方法を提示しておこう。それは、質問をする国会議員が、質問通告を自らのSNSで公表する、というものだ。そうすれば、「2日前の質問通告ルール」が守られているかどうかや、質問内容が適切かどうかを国民が判断できる


<感想>
 高橋さんの言うように、予め、SNSで質問通告を公表するようになれば、国会が国民にとってより身近な存在になるに違いない。

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元証券マンが「あれっ」と思ったこと
発行者HPはこちら http://tsuru1.blog.fc2.com/ 
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by tsuruichi1024 | 2018-11-13 08:00 | 安倍政権 | Comments(0)