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あれっ、価値創造性監査が求められる?

 

【 イノベーション時代の監査役に求めること 】

 

 2025年12月の月刊監査役に、三谷産業株式会社社長の講演(概要)が掲載された
 以下は一部抜粋

 

”イノベーション時代”の監査役に求めること

1.三谷産業株式会社について
・創業1928年、東証・名証上場、取引企業数5,000社以上、売上高1,030億円(昨年度)、社員数 約3,600名
・化学品、エネルギー、住宅設備機器、空調設備工事、情報システム、樹脂・エレクトロニクスの6分野
・方針(多角経営の肯定):「事業分野の連携」「既存事業に異質な刺激」「強みを異分野で生かす」

 

2.多角経営を肯定するための取り組み
(1) 事業分野の連携
・足し算の連携:空調システム事業部+情報システム事業部(お互いに紹介し合うことで、仕事やお客様が増える)
・掛け算の連携:樹脂・エレクトロニクス×化学品、情報システム×空調設備(違う部署同士が複合的な課題を解決することで新しい価値を創る)

(2) 既存事業に異質な刺激
・ベンチャー企業の新しい発想や技術と接点を持つことで既存事業に異質な刺激を与える

 

3."イノベーション時代"の監査役に求めること
・当社の監査役:出身分野が多様な第一線で活躍した4名
 ⇒ 上記2の取組:監査役の助言を得ながら進めてきたものばかりで、監査役の支援がなければ実施するこはできなかった
・「適法性監査」「妥当性監査」から更に踏み込んで「価値創造性監査」という新しい考え方が必要ではないか

 

<価値創造性監査>
1)経営陣はチャンスを自覚しているか?
2)実際にチャンスを生かしているか?
3)新しい取組・施策は、イノベーションが生まれる土壌を耕すことに繋がるか?
4)経営陣にとって未知のリスクはないか?
5)新事業がつくる価値が自社内に留まらず社会の方向性に適合しているか?

 

<感想>
上記、経営者からの「価値創造性監査」に関する指摘は、ビジネス推進上、とても有意義であるように思われる

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元証券マンが「あれっ」と思ったこと
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by tsuruichi1024 | 2025-12-03 08:00 | コーポレート・ガバナンス | Comments(0)