人気ブログランキング |


【 財務省のデタラメ話 】


 2018/10/19、現代ビジネスで長谷川幸洋さんが、『「財政赤字が大変だ」と言われるが、これは財務省のデタラメ話』について、触れていた。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/58055

 以下は、その概要。


1.財務省のデタラメ話
・財務省が宣伝する「借金1000兆円」という言い方自体がインチキ
⇒ 財政問題は借金だけでなく、資産との見合いで考えるのが当然だから


2.国の負債と資産(2016年度末)
(1)負債:1221兆円(うち公債と借入金が合計974兆円)
https://www.mof.go.jp/budget/report/public_finance_fact_sheet/fy2016/national/fy2016point3.pdf

(2)資産:672兆円
・日銀(政府の子会社)の国債保有残高:448兆円(2017年度末)
https://www.boj.or.jp/about/account/zai1805a.htm/

(3)負債ー資産(純債務):548兆円
⇒ 上記の日銀の国債保有残高448兆円勘案後:100兆円
⇒ 国内総生産(GDP)比でみれば、2倍どころか2割弱
⇒ 実質的に「財政再建は完了している」


3.その他:高橋洋一さんのコラム
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/57978
・最近の国際通貨基金(IMF)のリポートを引用し、IMFも「日本の公的部門の純債務はゼロ」と指摘していることを紹介


<感想>
 上記は、財政再建は必要ないことを説明したもの。
 この観点からも来年の消費税増税は不要と考えられる。

----------------------------------------------------------------------
元証券マンが「あれっ」と思ったこと
発行者HPはこちら
http://tsuru1.blog.fc2.com/
----------------------------------------------------------------------

by tsuruichi1024 | 2018-10-24 08:00 | 財務省 | Comments(0)


【 財政制度分科会:PB黒字化達成の攻防 】


 2018/4/4、『【藤井聡】いよいよ、「プライマリー・バランス」を巡る攻防が本格化します。』の記事が掲載された。
https://38news.jp/economy/11786

 以下は、ポイントの列記。

[ PBを巡る攻防:「日本を守る防衛最前線」 ]

1.PB黒字化

「2022年にPB黒字化を目指す」となれば、

(1)政府支出が大きく削られ、
(2)消費増税もほぼ決定的となり、
(3)大型補正も不可能となり、

⇒ 当面、日本が「衰退途上国」から抜け出すことが不可能となる


2.財政規律

「債務対GDP比の安定化である」ことを明記すると同時に、PBについての記述が全面削除される( or 政府試算で自然に黒字化すると想定される2027年がPB黒字化の目標年次となる)なら、

(1)デフレ脱却までの消費増税の延期・凍結の見通しも得られ、
(2)自由度の高い政府支出が可能となり、
(3)デフレ脱却が果たされ、

⇒ これ以上の「日本の衰退」を防ぐことも可能となる


3.PBの定義

「建設国債は、PB算定時に除外する」
「未来投資案件は、PB算定時に除外する」

と改変されるだけでも、

⇒ 政府支出の自由度が確保される

(※ これはちょうど、将来の税収を増やす投資案件は、PB算定時に除外される「財政債」と同様の扱いをする、という考え方)


4.その他

(1)「目標年次までのPBの改善推移を直線で固定しない」

・初期数年はPB制約に配慮せずに財出を拡大し、経済を十分に拡大させてから、
・終盤の数カ年でPBを改善していく、

⇒ という「非・直線的な改善」の方が、デフレ脱却は容易

(2)「『税外収入』の将来推計値を適正化する」

・「税外収入」というのは、金利が上がれば拡大するが、現状のシミュレーションではその効果が考慮されておらず、将来推計値が、「過小」評価になっている

⇒ これを改善するだけで、将来の政府の財政余力は、大きく拡大することになる


(ご参考)「財政制度分科会」資料2
(2018/4/6開催)
https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/zaiseia300406/02.pdf

[ P11の結論 ]
財政の持続可能性を確保するためには、引き続き、歳出分野全般にわたって聖域なく改革に取り組むとともに歳入面での取組も継続し、できる限り早期のPB黒字化達成に向けて取り組んでいくことが不可欠


<感想>
 財政制度分科会の資料によれば、藤井聡さんの懸念する、(1)政府支出が大きく削られ、(2)消費増税もほぼ決定的となり、(3)大型補正も不可能となり、日本が「衰退途上国」から抜け出すことが不可能となることが決定してしまうように思われる。
 自由度の高い政府支出が可能となるよう、国民一人ひとりが財務省の洗脳から解き放たれる必要がありそうだ。

----------------------------------------------------------------------
元証券マンが「あれっ」と思ったこと
発行者HPはこちら
http://tsuru1.blog.fc2.com/
----------------------------------------------------------------------

by tsuruichi1024 | 2018-04-16 08:00 | 財務省 | Comments(0)


【 書き換えの真因:佐川氏を忖度 】


 2018/3/19、高橋洋一さんが、『森友文書「佐川氏はなぜ書き換えを指示したのか」を読み解く鍵』と題する文書を掲載していた。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/54913

 今日は、その内容を確認してみる。


1.時系列

3月2日 朝日新聞が「書き換え」報道

  2日 国交省内で本問題の検討が行われる

  5日午前10時 田端国交審議官から杉田内閣官房副長官へ「国交省で保管している文書が書き換え前のものである可能性がある」

  5日午後3時 国交省から財務省に写しを渡す

  5日 杉田副長官が国交省に「財務省の調査に全面的に協力するように」通達

  5日 杉田副長官から矢野財務省官房長へ、矢野財務省官房長から財務省理財局幹部へ連絡。しかし、麻生財務相や福田事務次官へは連絡されず

  6日 杉田副長官が秘書官を通じて首相に報告、菅官房長官に直接報告

 11日 太田理財局長から麻生財務相に報告

⇒ 財務官僚は、政治家を「忖度」するというより、「コントロール」している


2.真因

・財務官僚のおごりとともに、佐川氏の国会答弁のほころびを繕う保身の精神から書き換えが行われた、という説明がしっくりいく

⇒ 書き換えの真因は、佐川氏を「忖度」した以外には考え難い


3.高橋洋一さんの危惧

・安倍叩きを期待するがあまり、犯罪に手を染めた人(=佐川元理財局長)に世論が過剰な期待をして、一躍ヒーローになる、という「本末転倒」を危惧すべき

⇒ もともとは、財務官僚のおごり・過信による公文書書き換えという「犯罪」が行われたという問題であり、その点を国民は忘れてはいけない


<感想>
 財務省の一連の流れは、高橋さんの言うように、「佐川氏の国会答弁のほころびを繕う保身の精神から書き換えが行われた」と考えるのが一番自然なように思われる。
 何故、自然な流れを無視して、報道が歪められてしまうのか。上念司さんが言う「報道テロ」がその理由であるように思われる。我々国民一人ひとりがきっちり判断する姿勢を保ち続けて行くしかなさそうだ。

----------------------------------------------------------------------
元証券マンが「あれっ」と思ったこと
発行者HPはこちら http://tsuru1.blog.fc2.com/
----------------------------------------------------------------------
by tsuruichi1024 | 2018-03-21 08:00 | 財務省 | Comments(0)


貿易統計速報(H28年分)

 2017/1/25、財務省より貿易統計(H28/12分及びH28年分速報、http://www.customs.go.jp/toukei/latest/index.htmhttp://www.customs.go.jp/toukei/shinbun/trade-st/gaiyo2016.pdf)が公表された。


2016年の国・地域別の貿易収支(内訳)>

     輸出額  輸入額   差引額
総額
   70.0兆円 66.0兆円 +4.1兆円
米国   14.1兆円  7.3兆円 +6.8兆円
自動車 4.4兆円  0.1兆円 +4.3兆円)
EU    8.0兆円  8.1兆円 ▲0.2兆円
アジア  37.1兆円 33.2兆円 +3.9兆円
中国   12.4兆円 17.0兆円 ▲4.7兆円)
中東    2.6兆円  6.5兆円 ▲3.9兆円
原油等   -   4.8兆円 ▲4.8兆円)


平成28年分貿易統計(速報)の概要

 平成28年分については、輸出は鉄鋼、自動車等が減少し、対前年比▲7.4%の減少となった。また、輸入は原粗油、液化天然ガス等が減少し、▲15.9%の減少となった。その結果、差引額は4兆741億円(6年ぶりの黒字)円となった。


トランプ新大統領就任演説>(出所:http://diamond.jp/articles/-/115158http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170121/k10010847631000.html

 貿易関連部分を一部抜粋してみた。

『 Every decision on trade, on taxes, on immigration, on foreign affairs, will be made to benefit American workers and American families.

 We must protect our borders from the ravages of other countries making our products, stealing our companies, and destroying our jobs. Protection will lead to great prosperity and strength.

 貿易、税、移民、外交問題に関するすべての決断は、アメリカの労働者とアメリカの家族を利するために下されます。

 ほかの国々が、われわれの製品を作り、われわれの企業を奪い取り、われわれの雇用を破壊するという略奪から、われわれの国境を守らなければなりません。保護主義こそが偉大な繁栄と強さにつながるのです。 』


>>対米の自動車の輸出等に関する、トランプ新大統領の今後の対応が注目されるが、そもそも、トランプ氏の考え方に誤りがないのか、明日以降、考えてみたい。


----------------------------------------------------------------------
元証券マンが「あれっ」と思ったこと
『まぐまぐ!』へのご登録はこちら
http://www.mag2.com/m/0001677393.html
発行者HP http://tsuru1.blog.fc2.com/
----------------------------------------------------------------------
by tsuruichi1024 | 2017-01-29 08:00 | 財務省 | Comments(0)