2017年 09月 01日
あれっ、今こそ自衛隊の存在を憲法に明記すべき?
2017/8/30の「※ザ・ボイスそこまで言うか!」で潮匡人さんが以下内容の発言をされていた。※http://www.1242.com/program/voice/
[ 潮匡人さんの発言概要 ]
日本国憲法の所謂前文(第一条の前の部分)は平和主義と言われており、それを具現化したのが九条になったとの通説がある。この前文上の「平和を愛する諸国民」の「諸国民」とは国際法上の定説では「国連加盟国」を指す。北朝鮮は国連加盟国である。現状において、北朝鮮の「公正と信義に信頼」することができる訳がない。(せめて自衛隊の現状を憲法に明記することを議論して行きたい。)
[ 日本国憲法 ](昭和二十一年十一月三日憲法)
(所謂前文からの一部抜粋)
日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
一方、「私の履歴書」最終回(2017/8/31付日経新聞朝刊)で、高村副総裁が次のように言っている。
『 衆院議員になった37年前、ある新聞に9条について聞かれ、「1項の平和主義を堅持しつつ、自衛隊の存在を明記すべし。機は熟さず」と答えた。
法理論でいえば、2項を削除する方がよい。しかし、政治家が求めるべきは、理論的にベストの案ではなく、実現可能なベターな案である。
正しいことを100年間、ただ主張し続けるのと、数年後に自衛隊が違憲といわれる余地がなくなるのと、どちらがよいか。まずは自衛隊を憲法に明記する。そこから始めてはどうだろうか。
1項と2項を維持するというのは、自衛隊の合憲性についての神学論争にのみピリオドを打つということだ。その他の神学論争は現状のまま残す。』
<感想>
私も憲法に自衛隊の存在を明記することに賛成だ。北朝鮮の脅威に晒される今日、国民一人ひとりがその方向でまとまるよう、マスコミにも期待したい。
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元証券マンが「あれっ」と思ったこと
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2017年 03月 01日
あれっ、「戦闘」だったら自衛隊撤収?
南スーダンへのPKO
http://www.cas.go.jp/jp/houdou/pdf/161025unmiss.pdf
http://www.kantei.go.jp/jp/headline/pdf/heiwa_anzen/kangaekata_20161115.pdf
・要員の安全を確保した上で、意義のある活動を行えること(実態面の判断)
から、引き続き、自衛隊の派遣を継続することが適当であると考えている。
【前提】
【いわゆる「駆け付け警護」】
「戦闘」だったら、六十か国以上が派遣されている状況下で、自衛隊だけが撤収することが国際的に許されるのか。
自衛隊員のためにも早期の憲法(9条)改正が必要である。
http://www.pko.go.jp/pko_j/faq/faq_s_sudan.html