【 柳井正:「一勝九敗」の経営理念の解説 】


 以下は、ユニクロの柳井CEOが200 年に書いた「一勝九敗」(柳井正著、新潮文庫)より。(その3)


「経営理念の解説」

第1条 顧客の要望に応え、顧客を創造する経営

第2条 良いアイデアを実行し、世の中を動かし、社会を変革し、社会に貢献する経営

第3条 いかなる企業の傘の中にも入らない自主独立の経営

第4条 現実を直視し、時代に適応し、自ら能動的に変化する経営

第5条 社員ひとりひとりが自活し、自省し、柔軟な組織の中で個人ひとりひとりの尊重とチームワークを最重視する経営

第6条 世界中の才能を活用し、自社独自のIDを確立し、若者支持率No.1の商品、業態を開発する、真に国際化できる経営

第7条 唯一、顧客との直接接点が商品と売場であることを徹底認識した、商品・売場中心の経営

第8条 全社最適、全社員一致協力、全部門連動体制の経営

第9条 スピード、やる気、革新、実行力の経営

第10条 公明正大、信賞必罰、完全実力主義の経営

第11条 管理能力の質的アップをし、無駄を徹底排除し、採算を常に考えた、高効率・高配分の経営

第12条 成功・失敗の情報を具体的に徹底分析し、記憶し、次の実行の参考にする経営

第13条 積極的にチャレンジし、困難を、競争を回避しない経営

第14条 プロ意識に徹して、実績で勝負して勝つ経営

第15条 一貫性のある長期ビジョンを全員で共有し、正しいこと、小さいこと、基本を確実に行い、正しい方向で忍耐強く最後まで努力する経営

第16条 商品そのものよりも企業姿勢を買ってもらう、感受性の鋭い、物事の表面よりも本質を追求する経営

第17条 いつもプラス発想し、先行投資し、未来に希望を持ち、活性化する経営

第18条 明確な目標、目的、コンセプトを全社、チーム、個人が持つ経営

第19条 自社の事業、自分の仕事について最高レベルの倫理を要求する経営

第20条 自分が自分に対して最大の批判者になり、自分の行動と姿勢を改革する自己革新力のある経営

第21条 人種、国籍、年齢、男女等あらゆる差別をなくす経営

第22条 相乗効果のある新規事業を開発し、その分野でNo.1になる経営

第23条 仕事をするために組織があり、顧客の要望に応えるために社員、取引先が有ることを徹底認識した壁のないプロジェクト主義の経営


<感想>
 柳井正CEOの「経営理念の解説」。
 どの言葉も心に沁み入るが、特に「第13条 積極的にチャレンジし、困難を、競争を回避しない経営」と「第17条 いつもプラス発想し、先行投資し、未来に希望を持ち、活性化する経営」は、常に心掛けて行きたい。

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by tsuruichi1024 | 2018-08-31 08:00 | 柳井正 | Comments(0)


【 柳井正:「一勝九敗」の2種類の十戒 】


 以下は、ユニクロの柳井CEOが200 年に書いた「一勝九敗」(柳井正著、新潮文庫)より。(その2)


あとがき


「起業家十戒」

1.ハードワーク、1日24時間仕事に集中する。

2.唯一絶対の評価者は、市場と顧客である。

3.長期ビジョン、計画、夢、理想を失わない。

4.現実を知る。その上で理想と目標を失わない。

5.自分の未来は、自分で切り開く。他人ではなく、自分で自分の運命をコントロールする。

6.時代や社会の変化に積極的に対応する。

7.日常業務を最重視する。

8.自分の商売に、誰よりも高い目標と基準を持つ。

9.社員とのパートナーシップとチームワーク精神を持つ。

10.つぶれない会社にする。一勝九敗でよいが、再起不能の失敗をしない。キャッシュが尽きればすべてが終わり。


「経営者十戒」

1.経営者は、何が何でも結果を出せ。

2.経営者は明確な方針を示し、首尾一貫せよ。

3.経営者は高い理想を持ち、現実を直視せよ。

4.経営者は常識に囚われず、柔軟に対処せよ。

5.経営者は誰よりも熱心に、自分の仕事をせよ。

6.経営者は鬼にも仏にもなり、部下を徹底的に鍛え勇気づけよ。

7.経営者はハエタタキにならず、本質的な問題解決をせよ。

8.経営者はリスクを読みきり、果敢に挑戦をせよ。

9.経営者はビジョンを示し、将来をつかみ取れ。

10.経営者は素直な気持ちで、即実行せよ。


<感想>
 柳井正CEOの2種類の十戒。
 どの言葉も心に沁み入るが、特に、起業家十戒の「3.長期ビジョン、計画、夢、理想を失わない。」と経営者十戒の「9.経営者はビジョンを示し、将来をつかみ取れ。」は、常に心掛けて行きたい。

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by tsuruichi1024 | 2018-08-29 08:00 | 柳井正 | Comments(0)


【 柳井正:「一勝九敗」の解釈 】


 以下は、ユニクロの柳井CEOが2003年11月(単行本)に書いた「一勝九敗」(柳井正著、新潮文庫)より。(その1)



はじめに

 経営は試行錯誤の連続で、失敗談は限りなくある。商売は失敗がつきものだ。10回新しいことを始めれば9回は失敗する。成功した経営者のなかには、もっと凄まじく「100回に1回程度しか成功しない」などとおっしゃる方もいる。

「現実」はいつでも非常に厳しい。経営環境は目覚しいスピードで変化していく。そのスピードに追いつきながら経営を続け、会社を存続させていくには、常に組織全体の自己革新と成長を続けていかなくてはならない。成長なくして企業としての存在意義はない、と考えている。


<感想>
 柳井さんの言う「1勝9敗」とは、「10個の新規事業へのチャレンジなかりせば、1つもモノにならない」と解釈している。
 これから、どんな10個の新規事業に挑戦して行くか、組織全体で考えていきたい。

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by tsuruichi1024 | 2018-08-27 08:00 | 柳井正 | Comments(0)


【 非論理的なトランプ政権の政策 】


 2018/8/23、日経新聞の「大機小機」に、『孫悟空とトランプ』の記事が掲載されていた。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO34452910S8A820C1920M00/
 以下はその概要。


・トランプ米大統領の貿易赤字(経常赤字)の削減策
⇒ 貿易赤字はもっと別のところで決まっているから、失敗するだろう

・貿易(経常)収支
(参考:
http://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/special/future/sentaku/s2_6.html)
 貿易(経常)収支 ≒ 中長期的にはその国の総貯蓄と国内投資の差額
「貯蓄>投資」:超過分が貿易黒字
「投資>貯蓄」:超過分が貿易赤字
 貯蓄率や投資比率は長期的にはその国の制度や慣行、潜在成長率などに左右される。完全雇用なら供給制約で国内総生産や貯蓄は動きにくい
⇒ 輸出や輸入額が多少変動しただけでは、簡単には貯蓄や投資がそれに見合う水準に変化しない。貿易収支も元の水準に戻ることになる。

・自動車の対日輸入関税を引き上げた場合(例)
⇒ 日本からの自動車の輸入はひとまず減る
⇒ 減ると消費者が困る。米国内生産に切り替えようとしても生産体制はすぐには整わない。他の国からの輸入に頼らざるを得ず、赤字全体は減らない
⇒ 国内生産に切り替えられたとしても、米国全体の生産資源量は限られている。自動車生産に集中すれば、ほかの商品の生産は減る。輸出余力は低下し、新たな赤字要因となる

・トランプ大統領の経済活性化策
1.大胆な法人税減税を実施
2.向こう10年で1.5兆ドル(160兆円)のインフラ投資
= 財政赤字拡大・投資拡大策
⇒ 貿易赤字縮小とは逆行、論理的整合性はゼロ

・識者コメント
 ノーベル経済学賞受賞者P・クルーグマン氏「彼は純粋に無知なのだ」
 サマーズ元米財務長官「呪術経済学よりひどい」
 マンキュー米ハーバード大教授「彼を学問的成果で説得できるとは思えない」

・孫悟空とお釈迦様
 めったやたらに如意棒を振り回した孫悟空はしばしば喝さいを浴びた。だが結局は、お釈迦様の手のひらの上で、やった気になっているだけだった
⇒ トランプ氏はどこか孫悟空に似てはいないだろうか


<感想>
 輸入関税を引き上げて貿易赤字の削減を目指しながら、一方で、大規模な法人税減税やインフラ投資を拡大する。
 因果関係を無視した、現状のトランプ政権の政策は、非論理的で無意味なように思われる。

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by tsuruichi1024 | 2018-08-25 08:00 | トランプ | Comments(0)


【 外国人労働者受け入れに転換した背景 】


 2018/7/29の現代ビジネスに、『安倍政権が突然「外国人労働者受け入れ」に転換した分かりやすい事情』の記事が掲載されていた。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/56757

 以下は、その概要。


1.外国人労働者の受け入れ
(1)骨太の方針
 安倍政権は、これまでの方針を180度転換し、6月15日に決めた「骨太の方針」(「*経済財政運営と改革の基本方針2018」に、単純労働(在留資格名は「特定技能」)に従事する外国人労働者を受け入れる政策を盛り込んだ
*
http://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/cabinet/2018/2018_basicpolicies_ja.pdf
P26-28

(2)試験
 簡単な試験にパスした外国人を上限5年で受け入れ、この間に、さらに一定の試験にパスすれば、永住と家族の帯同も認めるというもの
⇒ 経済と社会の維持に必要な人口減少対策をようやくテコ入れ


2.背景
(1)環境の変化
 この5年間に、経済と社会を取り巻く状況は一変
 人口減少に伴う人手不足の深刻化で、留学生などを雇用する企業が急増
⇒ その結果、厚生労働省によると、外国人労働者数は2017年には127.9万人と5年前に比べて60万人近くも増えた

(2)自民党総裁選における地方票の取り込み
 地方票は、農業や、建設分野の中小企業経営者など、保守的な自民党員が中心
⇒ この層は、いずれも深刻な人手不足に見舞われ、外国人労働者の受け入れ拡大を強く求めている
⇒「骨太の方針」で、2025年ごろまでに新たに50万人程度の外国人労働者を受け入れる目標を掲げた


3.7月24日の関係閣僚会議
「外国人材の受入れ・共生のための総合的対応策」という方針を採択
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/gaikokujinzai/index.html
(1)共生に対する意識啓発を行い、偏見と差別のない社会の構築を目指す

(2)外国人の生活支援

(3)外国人受け入れ企業や登録支援機関が行う支援内容の具体化

(4)新たな在留管理体制の構築


4.移民政策との違い
 国際社会では、外国人労働者と移民の線引きは曖昧
 国連の定義:「移民」を「出生あるいは市民権のある国の外に12カ月以上いる人」
⇒ 短期滞在の外国人労働者も含まれている


<感想>
 自治体の裁量で自由に定められる、住民投票条例においては、外国人に投票権を与える自治体も見られるが、政治への参加については、国民を交えた議論が必要であるように思う。
 なお、*外国人に選ばれる国になるための魅力的な国作りが必要なことは言うまでもあるまい。
(*参考記事)
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO34427970R20C18A8EN2000/

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by tsuruichi1024 | 2018-08-23 08:00 | 安倍政権 | Comments(0)


【 金足農業に敗れた監督の言葉 】

 2018/8/20、高校野球の準決勝で、秋田県の金足農業が日大三校に勝利し、決勝に進んだ。

 私が小中一緒に野球をした同級生が監督を務める明桜は、秋田大会の決勝で2-0で敗れた。(昨年は4-1で勝利して明桜が甲子園に)

 以下は明桜監督からの我々同級生に向けた言葉。

『 秋田の決勝はスクイズやバントをすれば優勝できたのにと采配を批判する人もいたけど、明桜らしく真っ向勝負させたかった。
 だから、気持ちが良い負け方だった。
 負け惜しみでなく、負けても晴れ晴れしました。生徒はみんな監督を信じて戦ってくれた。
 負ければ、監督の責任ですから。
 そんな生徒に出会えて本当に感謝しています。 』


(ご参考)

http://tsuru1.blog.fc2.com/blog-entry-192.html

http://tsuru1.blog.fc2.com/blog-entry-261.html



<感想>
 ビジネス同様、指揮官であるトップは、常に孤独な采配を強いられる。
 明日は、監督を信じて戦った明桜の生徒のためにも、是非とも吉田投手擁する金足農業に勝利してもらいたい。

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by tsuruichi1024 | 2018-08-21 08:01 | マネジメント | Comments(0)


【 大塚家具:継続企業の前提に関する重要な疑義 】


 2018/8/14、大塚家具(8186)が、18/12期の半期決算短信を発表した。
https://www.idc-otsuka.jp/company/ir/tanshin/h-30/h30-08-14.pdf

 以下は、同内容からの一部抜粋等。


1.四半期財務諸表に関する注記事項 (継続企業の前提に関する注記)

 当社は、平成28年12月期より継続して営業損失の発生及び営業キャッシュ・フローのマイナスを計上
 当第2四半期累計期間においても営業損失35億6百万円を計上。営業キャッシュ・フローは20億80百万円のマイナスに
 ⇒ これらにより当社には継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせる事象または状況が存在している

[ 当該状況を解消するための対応 ]

(1)店舗規模の適正化によるコスト圧縮
 平成30年6月現在、直営店19店舗、1営業所、提携店5店舗を展開
 平成30年1月〜6月:直営店1店舗・提携店2店舗を出店、直営店3店舗・提携店2店舗を閉店、5店舗の面積を縮小
 ⇒ 賃料削減

(2)人員再配置によるコスト圧縮
 本社をはじめバックオフィス部門の人員数を削減。間接部門から営業部門への人員再配置等を行う
 ⇒ 追加的な採用を最小限に留め人件費を抑制

(3)売上改善策
 第2四半期累計期間:寝具の主力商品リニューアル及びその販売促進により、寝具売上の回復を図っている
 ⇒ 今後も、売上構成比の高い寝具や応接といった分類での主力商品のリニューアルの推進、ECビジネスの展開や法人提携売上の強化に努める

 また、ブランドイメージ刷新のためのブランディング構築並びに積極的なマーケティング及びプロモーションを行う

(4)安定的な財務基盤の確立
 安定的な資金調達を図るため、複数の金融機関との間で総額50億円のコミットメントライン契約を締結(一定の財務制限条項付き場合もあり)
 資本増強や事業シナジーを生む業務提携について様々な選択肢を多面的に検討していく
 ⇒ 継続的な事業展開と安定した収益基盤の整備に必要な資金の調達へ


2.一連の報道に関するプレスリリース
https://www.idc-otsuka.jp/company/ir/kessan.html#kessan_top
 8/3〜8/11まで計5本
 ⇒ いずれの報道も会社が発表したものではなく、開示すべき事項が発生した場合には、速やかに公表するとの内容


3.長谷川幸洋さんの記事
『大塚家具・久美子社長と石破茂が陥っている「同じ勘違い」』
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/57054


<感想>
 継続企業の前提に関する重要な疑義が生じた大塚家具。消費者のニーズを的確に捉えられなかったことが、その要因であったものと思われる。

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by tsuruichi1024 | 2018-08-18 08:00 | 上場会社 | Comments(0)


【 QBハウス:1,200円に値上げ 】


 2018/8/13、キュービーネットHD(6571)が、来年2月以降、「QBハウス」の料金を税込1,200円(←1,080円)に値上げすることを発表した。
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120180813497219.pdf


1.背景、目的
(1)労働環境の変化
・近年の労働市場を取り巻く環境は大きく変化
・理美容業界においても他業種を含めた競争の激化
 ⇒ 店舗運営に必要な人材確保の難易度が急速に高まっている

(2)積極的な投資
・現在業界を離れている理美容師の方々の採用・育成への積極的な投資

(3)待遇改善
・店舗スタイリストの安定的な待遇改善を継続的な取り組み

 ⇒ 内部努力による諸経費の削減や効率化の推進だけでは如何ともし難い


2.北野社長の話
 
http://www.joqr.co.jp/nmt/special/2018/06/qb101000.php
(Podcast「The news masters TOKYO」で検索:6月4日~8日)

・いざ現場に出ると下積みが「洗髪」から始まり、「パーマ」→「ロット巻き」→「カラー」→「カット」は最後。そこにたどり着くまで短くても3~4年、個人店の場合は10年間カットまでにたどり着かないという人もいるが、皆やりたいのは「カット」。従来の理美容店と比べて「自分のやりたいカットがすぐにできる!」という熱い思いを持った人が入ってきてくれているのだ。もちろんいきなり現場に行くわけではなく、(6)か月間の独自研修を行ってからである。


<感想>
 あのQBハウスも値上げに踏み切らざるを得ないほど、労働需給が逼迫⇒人材確保のための賃金アップという構図であろうと思われる。

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by tsuruichi1024 | 2018-08-16 08:00 | 上場会社 | Comments(0)


【 長谷川幸洋の定年後戦略 】


 今日は、現代ビジネスの長谷川幸洋さんの『数十年務めた新聞社を辞めた私の「定年後戦略」』記事から。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/56787


あなたの「スキル」は、まず通用しない

 残念ながら、多くの場合、会社で培ったスキルは、そのまま世間で通用しないかもしれない。サラリーマンのスキルは大抵「その会社専用のオーダーメイド」になっているからだ。私の場合もそうだった。

 読者のさまざまなスキルもおそらく、そのままでは世間で通用しないだろう。だから、どうしたら、いまのスキルを世間で通用するレベルにブラッシュアップできるか。そこが重要になる。そのための方法が、実は人脈作りである。

 スキルアップと人脈作りは連動している。世間が求めるスキルの水準を理解するには、会社以外の人を知らなければならない。だから、スキルに関連した人々とは、現役時代から意識して交流を深めるべきだ。私にとっては、それが何人もの編集者たちだった。

 「あなたの会社はアルバイトを認めていたのか」という質問があるかもしれない。

 それにはこう答える。会社は所詮、会社だ。私は自分の仕事をする。ここは割り切ったほうがいい。「中日新聞は自社と異なる主張をする記者のアルバイトを認めるのか」などという人もいた。余計なお世話である。雑音は聞き流す。これも必要な心構えだ。

 突き詰めると、それは「どれだけ本気か」という問題である。サラリーマン時代と定年後の決定的な違いは何か。サラリーマンは多少、手を抜いても毎月、給料が入ってくるが、定年後は自分が本気でなければ、報酬はいただけない。その違いである。


会社と世間は違う

 以上をまとめると、まずは自分のスキルを見極める。次に、それが本当に好きかどうか、を考えてみる。好きだったら、スキルを世間に通用するようにブラッシュアップする。そのままで通用する人はまずいない。それから人脈作りである。


<感想>
 長谷川さんの記事は、先月55歳になった私にとって、近い将来の参考になりそう。私も自分のスキルをブラッシュアップしながら、人脈作りに勤しみたいと思う。

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by tsuruichi1024 | 2018-08-14 08:00 | 働き方改革 | Comments(0)


【 ニッポンの大問題 少子“超”高齢化編 】

 以下は、「ニッポンの大問題 少子“超”高齢化編」(石破茂×弘兼憲史、ワニブックス)より。


  おわりに  石破茂

 敵国が攻めてくる、あるいは他国に領土を奪われるという事態は、現段階では「起こりうるリスク」です。まだ起こってはいないそれらのリスクを極力低減するために、外交的努力を重ね、国内でさまざまな法律を整備し、適切な抑止力と防衛力を整えようとしています。
 しかし、超高齢化、出生率の低下、そして人口減少問題は、すでに現実に現在進行形で「起こっているリスク」なのです。

 静かに、そして確実に進行している危機に対して、私たちはまだどこか他人事のようなところがあります。たしかにこうした大きなテーマに対して、個人ではどうしようもない部分はあることでしょう。

 人口減少という有事に立ち向かうための解決策のひとつとして、私なりに導いた答えのひとつが「地方創生」を着実に進めることでした。別の言い方をすれば、「地方創生」の集積によって、「日本創生」につなげようという試みです。


<感想>
 東京一極集中が進行中の今日、まずは、どうすれば「地方創生」が進むのかを国民一人ひとりが真剣に考える必要がありそうだ。

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by tsuruichi1024 | 2018-08-12 08:00 | 安倍政権 | Comments(0)